このサイトを見ている方は、身近に介護が必要になった方がいらっしゃるか、または介護の仕事を始めようという方、介護職員としてスキルアップしたいと勉強しに見ている方、様々だと思います。

まず、誰でも病気やケガで急に介護が必要になる事があります。
高齢者じゃなくても、です。
実際に介護保険は40歳から利用が出来るし、その利用条件も特定疾病、病気である事です。
だんだん両親など身近な方が高齢になってくれば、それなりの心構えも出来るかもしれませんが、それでもどうやって知識を仕入れたらいいのか、迷う事は多いと思います。

実際に介護サービス(排泄介助、入浴介助など)を行うのは、介護職員です。
いわゆるヘルパーと呼ばれる人です。
今まで介護に関わった事がない方はどんなイメージを持たれるでしょうか。
人手不足、給料安い、汚い、キツい、危険、高齢者虐待、底辺職…
そんなイメージではないでしょうか。

あなたはこんなイメージで、こんな仕事したいと思いますか??

思わないですよね。
でも、あなたが高齢になった時、身近な方が高齢になった時、頼るのは介護職員です。
施設に入居するのも、あなたが介護しきれなくなったからです。
あなたが介護出来ないから、代わりに介護職員が介護しているのです。
あなたが今している介護、これからするだろう介護を、月17万円前後でやりたいと思いますか?
それをやっているのが介護職員です。

最近ネットで話題になっていたりするのですが、「介護職は誰でも出来る仕事」だと。
確かに誰でも出来るかもしれませんが、他の仕事に比べて、資格を取らなければ働く事が出来ないので、その分他の仕事よりもハードルは上がるのではないでしょうか。
確かに他の職種で働いていた人が、どの仕事も合わなくて介護業界に来る、というパターンも多いです。
でも、介護は資格がなければ、働く事が出来ないのです。
介護職は専門職なのです。
高齢者の身体機能、認知症、医療など、高齢者の心身の状態をしっかり勉強し、この仕事をしているのです。

高齢者の虐待のニュースなど、たまに報道されていますが、虐待は絶対あってはならない事です。
でも、そのようなニュースが報道される度に、介護職員の中では「仕方ないよね」「気持ちは分かる」などといった声が必ずあがるのです。
介護職員は安い給料で、早番や夜勤などの不規則な勤務など、確かに働く環境は良いとは言えません。
しかし、これが高齢者虐待の直接の原因ではないのです。
高齢者虐待の原因は、高齢者なのです。
介護職員による高齢者虐待はニュースになりますが、それ以上に介護職員も高齢者から暴力・暴言を受けているのです。
それに加え、高齢者のわがまま、家族からのクレーム、高齢者からのセクハラ、1人の入居者による5分おきのトイレコール。
高齢者虐待の原因は、これらの事がほとんどなのです。
介護職員はプロとして仕事しています。
誰よりも高齢者の事を考え、ちょっとした変化にも気付けるように常に高齢者の事を見ています。
どんな事をしたら高齢者が喜ぶか、どんな会話をしたら高齢者が楽しく話してくれるか。
しかし、介護職員も人間です。
高齢者に心ない事を言われたり、暴力を振るわれたり、まるで奴隷のように扱われたり。
そんな時もほとんどの介護職員は、声を荒げないように、暴力に走らないように、と我慢しているのです。
でも、どんなにプロ意識を持って仕事をしていても、心が折れそうになる瞬間があるのです。
そんな時に救われるのが、高齢者からの感謝の言葉です。
確かに高齢者はお金を払って介護してもらっている立場です。
でも、その中にも感謝の言葉や、人を人と思って接する事は必要なのではないでしょうか。




さて、介護業界にはたくさんの職種の方が関わっています。
介護職員、施設長、看護師、ケアマネジャー、理学療法士など…
その中でも1番高齢者に身近な職種というと、介護職員です。
日中・夜間と、常に高齢者の側にいます。
実際に介護施設の事、高齢者の事など知っているのは、その現場で常に高齢者に関わっている介護職員です。
ネットやパンフレットなどで、介護施設を知る事は出来ると思いますが、それは良い表面上の部分。
何故なら、表面しか知らない、実際の現場を知らない人が作っているからです。

このサイトは、全て現役の介護職員で作成されています。
実際に入居してみたら思ってたのと違った、本当に自分に合う施設の選び方が分からない、対応してくれた人が言ってた事と違う、など初めて介護に直面する方は、色々迷う事もあるでしょう。
その時に1番頼りになるのは、現場を1番よく知っている介護職員ではないでしょうか。
表からでは分からない介護施設の現状、その見極め方など、介護職員からの目線で解説しています。
偽りのない情報である為に、不快に思う表現があるかもしれません。
しかし、それが今介護施設、介護職員がおかれている現状だという事を理解して頂きたいと思います。