結局なんて呼んだらいいんだよ…

という声が聞こえてきそうですが、まぁどれでも正解です。
正式名称は「介護支援専門員
それが長いよ!!となり、じゃちょっとおしゃれに「ケアマネジャー
いや、それでも長いでしょ…と略して「ケアマネ
本当にそんな流れかは分かりませんけどね。
因みに「マネージャー」じゃなくて「マネジャー」です。
業界内では、恐らく一般的にも、「ケアマネ」としか聞きませんので、とりあえず「ケアマネ」で統一して書こうと思います。

介護保険サービスを利用している方、介護業界で働いている方、以外の方にはケアマネはあまり馴染みがないかもしれません。
何気に介護職員「ヘルパー」の方が有名ですもの。
でも、介護を必要とする方にはこの「ケアマネ」はなくてはならない存在なのです。

「ケアマネ」って何をする人なの??

ざっくり言うと、「ケアプラン(サービス利用計画書)を作る人」です。

詳しいケアプランについては別で説明するとして、このケアプランがないと、介護保険サービスを受ける事が出来ないのです。

まず、「介護が必要になってきたなぁ…」と思った時に、自分で介護認定の申請を出したとしましょう。
この場合でも、いざ介護サービスを利用しようと思ったら、まず担当になってくれるケアマネを探し、ケアプランを作ってもらわなければいけないのです。
もし介護認定の申請を出すのに迷ったら、申請を出す前にケアマネを探しても大丈夫です。
申請の事から全部ケアマネが相談にのってくれるので。

というように、色々な介護の相談を受けるのもケアマネの仕事です。
介護が必要な方の悩みを聞かなければ、適切なケアプランを作る事は出来ませんからね。

更に、介護保険サービスを利用したいと思っても、事業者を探したり、施設の見学に行く予約を取ったり…
その面倒な作業をケアマネがやってくれるのです。
もちろん自分で探しても大丈夫です。
気に入らなかったらチェンジしても大丈夫ですよ。

そして、介護保険サービスを利用するという事は、介護保険を使うという事ですよね。
サービスを利用した時に、介護保険を請求するのもケアマネがやってくれるのです。
このおかげで、わざわざ自分でやらなくても、自己負担金額だけで利用出来るのです。

などなど…
一家に一人ほしいのがケアマネです。
至れり尽くせりですね。

しかし、高齢者の中には誤解されてる方もいますが、ケアマネは実際にサービスに入る事はありません
ちょっとゴミ捨てて来て、今度病院行くんだけど一緒に来て、庭の草取りしてほしいんだけど…
このような事は、ケアマネは出来ません
頼むこともいけませんよ。
ケアマネはお手伝いさんでも、便利屋でも小間使いでもありません。
誰かに頼みたい場合は、介護保険サービス介護保険外サービスを利用しましょう。
嫌われる利用者にならない為にもね。

でも、一応自分でケアプランを作る事も出来ます。
自分でプランを作って、事業所探して、介護保険を請求して…とやる気があれば、です。

それじゃケアマネって相当の知識が必要??

基本的に介護は、医療とは切り離せない存在です。
なので、介護だけではなく医療の知識も必要となって来ます。
それなのに底辺職です。
なぜなのか。

サービスを提供する介護職員も医療の知識が必要ですが、それを計画するケアマネももちろん医療の知識が必要です。
なので、医師・薬剤師・看護師・社会福祉士・介護福祉士などがケアマネになれるのです。
豪華ラインナップ。
上記の資格を持っていて、更に5年間その仕事をして初めて、ケアマネ資格の受験資格が貰えるのです。
しかし、ケアマネは介護業界に分類されるので、給料が安い。
なぜなのか。
月23~25万程度ってところでしょうか。
そんな安い給料で、医師とか薬剤師がなります??
なりませんでしょう。
なので、ケアマネの2人に1人、それより多い気がしますが、ほぼ介護福祉士からのケアマネです。

でも、この介護福祉士も介護・保健医療福祉サービスなどの勉強をし、試験を受けてケアマネになっています。
その合格率約20%弱。
相当な狭き門なので、相当勉強しないと取れません。
介護福祉士かぁ…みたいに思われるでしょうが、こう考えると知識はありますね。
一応。

そんなケアマネ。
介護福祉士が国家資格なのに対し、公的資格です。
なぜなのか。




ケアマネってどこにいるの??

在宅で介護保険サービスを受ける方のケアマネは、「居宅介護支援事業所」で働いています。
いわゆる「居宅ケアマネ」と呼ばれています。
この事業所で働くケアマネは、在宅で介護を受けたい方に、主に訪問介護やデイサービスなどを紹介・調整しています。
この居宅の事業所、大きい所から小さい所まであります。
どちらが良いのかは一概には言えないですが、それぞれの特徴や希望で選んでもいいですね。
事業所の選び方はこちらから。

施設に入居する場合は、その介護施設にケアマネが常駐しているので、そのケアマネにお願いする事になります。
いわゆる「施設ケアマネ」と呼ばれる方です。
常に施設にいるので、毎日入居者に関わって色々状態とか把握しているだろうな、と想像出来ますね。
嘘です。
人それぞれなので、もちろんそういうケアマネもいますので、全員ではありませんが…
多数のケアマネが現場にはなかなか来ません。
ほぼ来ないと思っていいです。
事務所に籠って何かやってます。
まぁ請求とかプランとか色々忙しいので、それも理解は出来ますが…
施設によっては、60人70人規模の施設でケアマネが1人しかいないって事もあるので、1人で70人。
それは大変でしょうね。
なので、施設の入居者に関しては、介護職員の方が良く知っている事が多いです。

と、この「居宅ケアマネ」と「施設ケアマネ」
どこで介護保険サービスを利用するかによって、この2か所から選ぶ事になります。
もし万が一、施設に入居したいのに「居宅ケアマネ」に行っちゃった場合。
安心してください。
施設を紹介してくれます。

ざーっくり説明しましたが、認定おりたけどどうしたらいいの?とか、どうやってサービス選んだらいいの??とか、そういう時にちょこちょこケアマネが出て来るので、そちらを見てもらった方が早い気がします。

  • ケアプランって何?
  • 地域包括支援センターって何?
  • ケアマネ事務所選び
  • ケアマネと相性が悪かったら?
  • 良いケアマネ、悪いケアマネの判断基準は?

え??
介護職員から見たケアマネはどうかって??
現場知らないくせに口出して来るなよって人が大半です。
施設内での典型的な構図。
ヘルパー VS ナース VS ケアマネ
施設と人にもよりますけどね。
私はナースと仲良しでしたし。