最近というか、しばらく叫ばれている介護業界の人手不足。
人手不足である為に、激務だったり、精神的に疲れていたりしているのが介護職員です。
その状態で介護をしているのです。
人手不足だけが原因ではなく、人間関係の悪さ、不規則な勤務での体調不良、サービス残業…
給料が良ければ頑張れるんですけどね。
でも、全部の施設がそうなわけではありません。
中には離職率が低い、優良な施設もあります。
どうせ入居するなら、そんな雰囲気の良い施設がいいですよね。

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人員体制

介護施設の人員は、法律で決まっています
介護職員何名、看護師何名…みたいな感じで。
まずはその基準をクリアしているか確認しましょう。
重要事項説明書を見れば、確認する事が出来ます。
ごまかしていなければ、ですが。
基本的に入居者3名につき、介護職員1名となっています。
この介護職員は常勤換算(1日8時間×週5日勤務)で、短時間勤務などのパート職員はちょっと違う計算方法になっています。
これを、「3:1」と表しています。
「2:1」なら、入居者2名につき、介護職員1名。
入居者側の数字が小さい程、手厚い介護が受けられる、はずです。
ただし、これは書類上の話。
とりあえず「3:1」なら入居者9名の施設(グループホームなど)であれば、常勤が3名いれば、法律上はクリアしています。
「2:1」でも常勤が4、5名です。
しかし、常勤の職員も休みたいし、24時間営業の施設に24時間もいられませんよね。
例えば、
「7時~16時・職員A(早番)」「12時~21時・職員B(遅番)」「21時~7時・職員C(夜勤)」
3交代であれば、大体このような勤務体制になっています。
これで常勤3名が勤務していますね。
これで法律上はクリアしています。
しかし常勤3名しか勤務していない場合、休日はあるのでしょうか。
これじゃ休めないですよね。
代わりがいないので。
なので、この「3:1」基準はあまり鵜呑みにしてはいけない項目だと思うのです。
法律上はクリアしていても、業務上は運営できない基準です。
確認するべきなのは、「常勤の人数が法律上クリアしているのか」と合わせて、「パートの職員は何人いるのか」「早番、日勤、遅番、夜勤は何名体制なのか」です。
入居者9名の施設でも、全ての時間帯1名ずつでギリギリの運営です。
日勤は大体9時~18時なので、朝食・夕食時は職員が1名です。
入浴介助もあるので、1名の職員が入浴介助に入ってしまえば、9名または8名を介護職員1名でみている状態です。
常勤換算で「2:1」でも、常勤しかいない場合は手厚い介護とは言えないですよね。
「3:1」なら尚更です。
個人的には、シフト数×2以上の人員でなければ、ゆったりとした介護とは言えないのではないか、と思います。

その他にも、看護師などの人員基準をクリアしているかを確認しましょう。
施設形態によって、必要な職種や人数が異なります。

また、掃除や洗濯専門の職員調理専門の職員などがいるかも確認した方が良いです。
施設によっては、掃除や洗濯も介護職員、調理や食器洗いも介護職員、という場合があります。
ただでさえ人手不足の中で、掃除や洗濯までもが介護職員の仕事になっていると、介護職員は仕事に追われ入居者との時間が取れにくくなっています。
専門の職員がいる場合は、介護職員は入居者の介護・コミュニケーションに時間を取れる為、しっかりと入居者の事を見る事が出来ます。
グループホームは専門の職員がいなく、介護職員が全て行っている事が多いですが、稀に調理は厨房の場合もあります。
グループホームの場合は、比較的入居者が自分で出来る事が多く、「入居者と一緒に調理や洗濯をしましょう」という目的の為、介護職員しかいない場合が多いです。
また、「アットホームな施設」と謳っている施設は、全て介護職員が行っている場合が多いです。
アットホーム=介護職員も家庭のように家事」なんでしょうね。
アットホームという名の人件費削減です。
「アットホームな施設」が良い場合は選んでもいいと思います。

ユニット型?フロア制?混在型?

ユニット型~などと言うのは、「どのように介護職員を配置して介護を行っているか」です。
詳しくはこちらで解説しています。
サイトやパンフレットで「ユニット型」と書かれていれば、ユニット型での介護になります。
フロア制なのか混在型なのかは、施設に直接確認しなければ分からない項目かもしれません。
また、介護職員が何名配置されているのかの確認も重要です。

24時間対応なのは誰??

サイトやパンフレットに「24時間対応」と書かれていれば、日中・夜間共に誰かは必ずいる事になります。
ほとんどの介護施設は誰かが必ず24時間いる事になっていると思います。
住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅(サ高住)でも、ほとんどの施設が24時間対応になっていますが、介護保険サービスは外部委託になっているので稀に介護職員が夜間はいない施設もあるようです。
代わりに宿直がいて、夜間巡回や緊急時の対応をする職員がいる事があります。

まず、介護付き有料老人ホームや特養(特別養護老人ホーム)などで必ず常駐しているのが介護職員です。
夜間の排泄介助や巡回などを行っており、何かあった時には基本的に介護職員が対応します。

看護師は施設によって、いる場合といない場合(大体半々の割合)に分かれます。
看護師がいない場合でも、入居者が急変した場合はオンコール(介護職員が担当の看護師に電話連絡し指示を仰ぐ)出来る施設もありますし、オンコールもなく全て介護職員で対応する施設もあります。
オンコールもない施設の介護職員は、急変時の対応や救急搬送などに慣れていますが。

ただ、24時間誰かが常駐し対応していたとしても、絶対事故が起きないとは言えません
入居者全員がそれぞれの居室で休んでいる時間帯なので、常に全ての入居者が見えているわけではありません。
居室のドアが閉まっている状態で、ベッドから起き上がっても分からないですし、いきなりベッドから転落する事があっても防ぐ事は出来ません。
歩けないはずの高齢者が歩こうとするのです。
床を這って出て来る入居者もいます。
出来ない事を出来ないと認識出来ない方もいれば、認めたくない方もいます。
それが事故につながるのです。
事故を防ぐ可能性が1番高い方法は、入居者1名につき介護職員1名がついて常に居室内で監視する、という方法ではないでしょうか。
それはそれでプライバシーが~とか言いますよね。
介護職員も事故にはものすごく気を付けていますが、絶対起きない状態には出来ないのです。
それでも家族からのクレームは入ります。
次に転んだら裁判起こす、とまで言ってきた家族もいます。
1番事故が起きなくて、誰にもクレームを入れられない方法は、家族がみる事です。




職員の質

介護施設に入居するなら、料金や設備などももちろんですが、職員の質が最も重要ではないかと思います。
最近ニュースで多く報道されていますが、暴力や虐待の被害者にならない為にも。
職員のどこをどう見たら判断出来るのか。
項目ごとにみていきましょう。

挨拶

見学している時に職員をすれ違う事があると思いますが、その時に職員が挨拶をしてくれるかどうか
基本的な最低限な事だと思いますが、なかなか挨拶出来ない職員もいるのです。
礼儀がなってない事ももちろん判断出来るのですが、入居者と会話が出来ないとも判断出来ます。
施設に入居していると、意外と入居者同士の交流は少なく、介護職員が積極的に会話したり交流させなければ、孤立してしまう事もあります。
また、入居者と会話する事で、入居者の状態を把握したり、精神的に安定させたりという効果があります。
入居者に挨拶する事で、入居者の時間の感覚を忘れさせない事も出来ます。
この挨拶が出来ない事で、良い介護職員とは言えないでしょう。

笑顔

介護職員が笑顔で仕事をしているかどうかです
また、入居者が笑顔でいるかどうかです
介護職員も業務に追われている為に、常に笑顔でいるのは難しいかもしれませんが、入居者に対応する時に笑顔でいられるかは重要です。
入居者が笑顔でいられるという事は、「介護職員が笑顔にさせている」といっても過言ではありません。
施設に入居すると、楽しみが極端に減ってしまう事も多いのです。
その中でも入居者が笑顔でいられるなら、介護職員と入居者の関係が良好な証拠です。

忙しそうではないか

いや、介護職員は大体常に忙しいものです。
特に日中は。
ただ、施設内を走り回ったりしているのなら、それは異常です
また、早番のはずの介護職員が夜までいるなどしているのであれば、それは異常です
ただ単純に介護職員が足りないだけなのか、無駄な業務が多く処理しきれていないのかのどちらかです。
人手不足と言われている業界ですが、良い施設には人は定着します。
良い施設は離職率が低く、求人がなかなか出ません。
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また、介護職員が入居者の介護以外の業務ばかりしているようであれば、施設の業務内容に問題があります。
掃除や洗濯に追われるのであれば、その専門の職員を雇えばいいだけの話です。
介護職員は資格を取って仕事をしている、介護のプロです。
入居者との交流や、排泄や入浴、食事などの介助によって、入居者の状態を把握するプロです。
廊下の掃除や、洗濯を干す作業は必要ありますか?
居室の状態や衣類の状態を見れればいいのです。
洗濯機を回したり、廊下の手すりを消毒したりする事で、入居者の状態を把握出来ますか?
無理ですよね。
そのような業務は、その専門の職種の方にやってもらえばいいのです。
最近は、地域交流という名目で、地域のリタイアした方がその仕事をしている施設もあります。
65歳以上の方がそのような仕事をする事で、就業支援にもなりますし、介護予防にもなります。
介護施設には上手く利用してもらいたいものです。

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話しかけているか

見学に行っていると、排泄介助や入浴介助をしようとしているところに出くわすと思います。
その時にちゃんと話しかけているか、を確認しましょう。
車椅子の方は特にそうですが、ゆっくり座っているのにいきなり動かされたら不愉快ですよね。
本来なら「お手洗い行きますよ」などと声をかけるものです。
忙しくなって来るとどうしても流れ作業のようになってしまい、声をかける余裕がなくなったり、そこまで頭が回らなくなったりするものです。
でも、入居者の事を考えていれば、そこを意識して動いているはずです
稀に「面倒だからいいや」とか「ただの作業だからわざわざいらないでしょ」という介護職員もいます。
まぁ「5分置きにトイレって言われても、出ないでしょ」って面倒に思う事も正直ありますが。
入浴介助の時に多いのが、お風呂が嫌いな入居者の場合は、結果的に騙して連れて行く事になってしまう場合もあります。
基本的には入居者の意思を尊重しますが、「お風呂が嫌いだから入りたくない」という場合「じゃあ入らなくていいですよ」となるはずですが、これが1ヵ月、3ヵ月続いたらどうでしょう。
清潔感も全くなく、色々な病気の原因にもなってきます。
なので、2、3回声をかけて拒否された場合は、「ちょっと散歩行きましょう」と言ってみたりしながら連れ出す場合もあります。
お風呂につくと文句言いながらも入りますからね。
家族からクレームが入ったとしても、別に本人が良ければ病気になろうがお風呂入らなくてもいいんですが、他の入居者にまで迷惑がかかるとなると、そこは家族に折れてもらうしかないと思います。
介護職員は、全ての入居者を守らなければいけないので。

ちゃんと声をかけない事で、利用者からの暴言や暴力に繋がる事もあります。
合わせて利用者の家族にも知っていてもらいたい、利用者の暴言・暴力の実態はこちらから。
利用者(高齢者)からの暴言・暴力

怒鳴ったりしていないか

何故か分かりませんが、介護職員には性格がキツイ人も多いです。
他の仕事に向かなくてこの業界に来た人が多いからでしょうか。
介護職員が他の介護職員に怒鳴ったりしている場面、たまに見ます。
気分悪いですよね。
不愉快ですよね。
稀に入居者に怒鳴っている介護職員もいます。
気分悪いですよね。
不愉快ですよね。
誰にも見えない所で介護職員に怒鳴っているのは、百歩譲って我慢するとしても、入居者の前で怒鳴っている介護職員もいます。
更に、入居者に他の介護職員の悪口を言っている介護職員もいます。
このような介護職員がいたら要注意です。
介護は入居者との信頼関係で成り立つものだと思います。
ベッドから車椅子に移乗する時は、下手したら落とされるかもしれないのです。
大丈夫だという信頼がなければ、怖いですよね。
怒鳴っている介護職員のせいで、怒鳴られている介護職員の信頼がなくなっていくのです。
これじゃ仕事になりません。
特に資格取り立ての新人はかわいそうです。
出来なくて当たり前だし、怒鳴らないで教えてあげなければいけないですしね。
しかも大体怒鳴っている理由が、仕事が出来ないではなくて、ただ単にその人が気に入らないという理由が多いです。
怒鳴るような人は仕事が出来るとは思えないですし、そんな人に指導される筋合いもないですからね。
誰にも見えない所で怒鳴っている人もどうかと思います。
介護はチームプレイなので、何かあっても怒鳴るではなく、教えるやり方で輪を乱すような事はしてはいけないと思います。
また、介護職員に怒鳴っていても入居者には態度を変えて笑っているような人は、一見するといい人そうに見えますが、危険です。
入居者の何気ない一言などで、コロッと態度を変え、入居者に怒鳴る可能性もあります。
何気に介護職員のストレスが溜まる原因は、入居者だったりします。

コールが鳴りっぱなしではないか

介護施設のほとんどは、スマホやPHSなどの電話で居室のナースコールを受けています。
もちろんですが、ナースコールを取れば電話のコールは鳴りやみます。
コールを取り、その居室へ向かいます。
介護職員の全てが持っているので、誰か行ける人がコールを取り、コールが鳴りやめば誰か行ったなと判断します。
コールがずっと鳴っている場合は、誰も行っていない証拠です
さて、どうでしょうか。
トイレに行きたくてナースコールを押す場合がほとんどですが、廊下の至る所で介護職員からコールが鳴り響いている状態なら、対応出来る介護職員がいない状態です。
入居者は待たされている状態です。
人手不足の為に仕方がない部分もあるかもしれませんが、あまりにも酷い場合は考え直すべきかもしれませんね。

介護職員同士の会話

介護職員同士が話しているのはダメ、と書いているサイトが多いですが、私は推奨派です。
むしろ、介護職員同士が話している施設の方が良いと思います。
介護はチームプレイです。
職員同士が仲良くなければ、ちょっとした変化があったとしても「話しにくいからいいや」と伝わらないのです。
些細な事でも話し合える環境を作る事で、入居者のちょっとした変化にも対応出来るので、職員同士どんどん話をするべきだと思います。
介護職員はシフト制の為、休憩もそれぞれ違うので一人で休憩もよくありますし、会わない人には1ヵ月会わないような人もいます。
会ったその時に会話でもしておかないと、いつまでも他人行儀で話しにくい雰囲気が出ますよね。
職員同士、仲が悪くても施設内の雰囲気も悪いですし、職員はどんどん話して仲良くなるべきだと思います。
職員同士が仲良く話している施設なら、些細な情報も共有出来ている、悩みも相談出来ている、精神的に安定し仕事が楽しいと思える施設だと思って良いと思います。
それがそのまま入居者に反映されるのです。
ただし、入居者がいる前で他の入居者の話をしていたら、それはNGです。
プライバシーが守られていない証拠です。




入居者からたまに聞かれる話ですが、「高いお金を払っているんだから…」というお話。
介護職員の本音は、「あなたは高いお金払ってるかもしれないけど、こっちは安い給料しかもらってないのよ」です。
最近の有料老人ホームは入居金が何千万だったりと高級な施設も多いです。
が、その施設の求人情報を見てもらうと分かりますが、給料はどの施設でもほぼ同じ。
入居金無料・月額13万円の施設も、入居金5千万・月額30万の施設も、介護職員の給料は基本給月16万・ボーナス・退職金なしです。
検討している施設の介護職員の給料は、こちらの求人サイトで確認する事が出来ます。
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高級老人ホームは、給料も高級ではないのです。
違いがあったとしても1万くらい。
むしろ利用料が安いと言われている特別養護老人ホームの方が、給料が高い場合があります。
高級な施設で、高級な待遇を受けたいのなら、給料を上げてほしいものです。
給料が同じなら、底辺の施設で適当に仕事してた方が楽、と思いますからね。
利用料が安い施設の入居者は、サービスの質は求めませんからね。
誰もが思いますよね。
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