公認心理師とは、心理学の分野における日本初の国家資格です。

今まで心理学には民間資格しかなく、国家資格の必要性を求められてきましたが、日本初の国家資格が2015年に公布された「公認心理師法」に基づいて設立されました。

2017年に公布され、資格試験実施は早くても2018年の予定なので、今現在難易度や合格率などは分かっていません。

業務内容についても法律で定義されていますが、今まで行われてきた「臨床心理士」や「心理カウンセラー」の業務全般が範囲となっています。

しかし、唯一の国家資格と言う事もあり、取得すると就職などに有利に働くと思われます。

ちなみに、この資格を持たない人は、「公認心理師」と名乗る事は出来ません。

受験資格は??

公認心理師は試験を受けて合格すると、資格を取得する事が出来ます。

その試験を受ける為の受験資格は、大まかに言うと3つのいずれかに該当する必要があります。

1、必要な科目を、心理学関係の大学院を出て修了する。

2、大学で必要な科目を修めて卒業し、文部科学省令・厚生労働省令で定める施設で、規定の期間以上心理関係の仕事に従事する。

3、1又は2の者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者。

 

修めるべき科目は、大学は25科目で80時間以上の実習、大学院は10科目で450時間の実習が必要になります。

大学卒業後の実務経験には、文科大臣・厚労大臣が認めるプログラムにのっとって業務を行っている施設、とされているので働く際には施設に確認しておいた方が良いでしょう。

3つ目の同等以上の知識及び技能を有する者となっているのは、まだ出来たばかりの為の処置と考えてもいいでしょう。

法施行現在、5年以上(常態として週1日以上勤務している期間を通算)心理に関する支援などを業として行い、所定の講習会(30時間程度)の過程を修了した者は、特例として受験資格が認められます。

試験って??

まだ資格試験が実施されていないので、難易度や合格率などは未定となっています。

問題としては、公認心理師として具有すべき知識及び技能について出題されます。

マークシート方式で150~200問程度が出題されるようです。

1日で実施し、実施時間は合計300分程度を上限となるようです。

合格基準は正答率60%程度以上となっているようですが、基本的能力を主題とする問題は、試験の実施状況により、将来的に基準となる正答率を定めるようです。

試験の実施時期は??

まだ施行されたばかりなので、第1回の試験は平成30年12月までに実施はされるようですが、はっきりとは決まっていないようです。

第2回以降の実施時期は、これから検討されるようです。

基本的には年に1回実施されるようです。

法施行の際に、5年以上心理に関する支援などを業として行い、所定の講習会の過程を修了した者の受験資格が認められるのは、法施行後の5年間だけになっているようなので、この条件に当てはまる方は5年以内に受験しないと、今後受験する事が出来なくなるかもしれません。


まだ出来たばかりの資格なので、この資格がどう有利になって来るのか、難易度や合格率などもまだ未定な所が多いので、今後の情報収集は必要になってくるかと思います。

しかしながら、心理学で唯一の国家資格と言う事で、今後の就職などには欠かせない資格になって来る確率が高いと思われます。

大学や大学院を卒業しなければ得られない資格なので、専門性も高く、今後重要になってくる資格だと思います。